演出・観戦もお楽しみに!
いよいよ明日に迫った第45回全日本大会。
本大会は競技の根幹を成す地図やコースだけでなく、日本一を決する舞台としても楽しんでいただけるよう演出・観戦にも力を入れてきました。ここではその一部を先にお伝えします。
(1)リアルタイムGPSトラッキング
先日の学生選手権で注目を集めたリアルタイムGPSトラッキングがついに全日本大会でも導入されます。お手元のスマートフォンで中継サイト「O-GPS Tracker」にアクセスすれば、男子・女子選手権のシード選手10名の動きをリアルタイムで観戦することができます。また、会場内のディスプレイにも表示予定です。
日本を代表するトップ選手のナビゲーションを是非その目でご覧ください!
今回のGPSトラッキング導入にあたっては、O-GPS Tracker様よりシステムのご提供、Orivis様よりシステムに関するサポートを頂いております。関係各位の皆様ご協力のほどありがとうございます。
(2)ライブ速報
毎度お馴染みのLap Centerでライブ速報を実施します。選手権クラスの中間通過やフィニッシュタイムをいち早く知ることができます。また、会場内にも速報ボードを別途掲示予定です。
GPSトラッキングと合わせて、目まぐるしく変わる順位にご注目ください。
(3)観戦ガイド・コース図掲示
でも日本選手権って誰が走っているのか知らないな、どんなコースを走っているか気になる。そんな方々に向けて観戦ガイドを作成しました。
ジュニア選手権を含むシード選手総勢21名の顔写真付きスタートリスト、中間通過予想に加えて、ここでしか読めないコース解説を掲載しております。会場にて枚数限定で配布します。
また、大判印刷した選手権4クラスのコース図をステージ前に掲示予定です。コース解説やインタビューもステージ周辺で実施予定ですので、観戦ガイド片手にぜひステージ前へお集まりください。
以上、全日本大会の演出・観戦に関して簡単にご紹介させていただきました。
それでは明日、会場にて皆様のお越しを心待ちにしております!
プログラム公開&事前準備をしました!
プログラムを公開しました。今日は運営者が大勢集まって、事前準備をしています。
これまでの全日本大会を知っている方からは、大会の前週にプログラム、Bulletin3 (English)、スタートリストが公開されるなんて信じられないという声もいただき大変名誉です。
全日本大会を権威ある魅力的なものとする実行委員長の野望を達成するべく、運営者一同で準備に励んでいます。
具体的な準備内容としては・・・
・印刷とシーリング約800枚
・設置コントロールユニット100個以上
・全コントロール確認と試走
・レンタルE-card150枚の整備点検シール貼り
・用意する給水ペットボトルの数100本
・こまかい資材の確認や調達、さらには作成
・演出パートの掲示物作成
・当日スケジュール作成
・平らげた鍋の数3回
・炊いたご飯の量30合超
などなど。
設置前のたのしいひととき
なお、今回の設置試走ではヒルは確認できませんでした。山川ハウスでも石油ファンヒーターと毛布が必要になるなど、栃木の春はまだ寒いようです。
第45回全日本大会IOF IDの登録と確認について
この記事は下記JOAのHPと同じ内容の告知です。
全日本大会M21E/W21Eはワールドランキングイベントです。スコアを獲得するには IOF IDを事前登録していただく必要があります。
3月21日時点で、大会実行委員会で把握している情報は添付リストのとおりです。
(1)IOF IDの確認
既にID番号がリストにある方は、ご自身のIDと氏名(First Name/Last Name)がIOFへの登録内容と合致していることを確認願います。もし間違いがある場合は、3)報告フォームでご連絡願います。
※IOF ID と氏名情報に間違いない方は、報告不要です。
(2)IOF ID未取得の方
IOF IDを取得していない方は、IOF Eventorからご自身で登録し、IDを取得して下さい。
https://eventor.orienteering.org/Register
その上で(3)報告フォームでご連絡願います。
※なお、IOF IDが未登録でも、全日本大会への出場や日本選手権の成績に影響しません。
しかし、IOFのワールドランキングスコアは獲得できないことご了承下さい。
(3)報告フォーム
下記から、あるいはQRコードから報告フォームにアクセスし、必要事項を記載し3月28日までに提出下さい。
PC・スマホ共用 :https://ws.formzu.net/fgen/S55644827/
スマホ専用 :https://ws.formzu.net/sfgen/S55644827/
ID報告用QRコード
本日申込締切です!
申し込み締め切りは本日です!今回は全日本大会の魅力について、オムニバス形式で発信いたします。
<計時責任者 仁多見>
競技エリアは1:15000範囲でA4用紙目一杯の広さ、そのうち通行可能度Aは80%(目視確認!?)となっています。(日光でもかなり可能度は良いと思います、まだ春なので薮も少ないです)
さらに、霧降から所野をつなぐ部分はオリエンティア未踏の地です。
プロマッパー4人を投入して、最高の地図を提供します。
先日試走に行ってきましたが、プランナー二人が目玉となるロングレッグでタイムを競いあうなど、コースとしての仕上がりを確実な物にしています。
今回の大会を逃したら、安全上の観点から次に入れる日はわかりません。前回使用したのは1999年度インカレです、このエリア。全日本大会のあと、霧降エリアは非公開となります。
全日本大会は地図・コース・競技運営・演出、大会の魅力を構成する全ての分野において最高のものを目指します。
前日はスプリント大会、日光観光、鬼怒川温泉、宇都宮餃子など・・・
楽しみ方は人それぞれです。全日本大会のご参加をお待ちしております。
申込締切は本日3/18(月)です。
ネットからJapan-o-entryですぐに申し込みできます。
水面下ではスタートリストの作成準備が進んでいますが、最大限公平性を保てるように、工夫をしたものを提供する予定です。
皆様、是非今すぐのエントリーを。
<IOFイベントアドバイザー 酒井>
4月14日に日光で開催される全日本大会は、ロングクラスの
ワールドランキングポイントが獲得できる国内で数少ない大会
です。
世界を走り尽くした村越氏が、新しいテレインを使ってコースを
作成します。
ぜひこの機会に挑戦してみませんか?
今すぐエントリーしましょう!
<コースプランナー 村越>
長いオリエンテーリング歴で初めて全日本ロングの運営をしています(SEAは二度ほどありますが)。
若手宮西君とコラボでコースプランナーを仰せつかっています。
今から四半世紀(ちょうど25年前)に結実させたコースプランニングの理論をその後も進化させながら、今回初めて王者を決める場に活かすことができることにワクワクします。もちろん、その他のコースも年齢や技術段階に応じた「モデル」として提示できるものを用意しています。
本日が締め切りということで、多数の参加をお待ちしています。
第45回全日本大会トレーニングコース
インカレで言うところのモデルイベントを開催します。最後の調整に隣接テレインでトレーニングはいかがでしょうか。
【開催日】
2019年4月11日(木)12日(金)13日(土)10時~15時(受付14時終了、13日は13時受付終了)
【集合場所】
日光市丸山公園東側駐車場 https://goo.gl/maps/UjErY5S9fXv テレインは今回は全日本大会とは隣接しています。精度も同基準をほぼ保っております。
【地図縮尺】
1:15000もしくは1:10,000選択、1:15,000だと添付図全域、1:10,000だと赤枠での提供になります。
【設置】
フラッグのみ吊るしでの設置になります。10~15個。モデル(ロング)レッグなどを提示します。
【利用料】
一般1000円、大学生以下700円 問合せ/山川 rmo-s.yamakawa@nifty.com 090-8041-4673
【その他注意事項】
帰還チェック等致しませんが、15時までには集合場所にお戻り下さい。 安全管理は全て自己責任でお願いします。運営側では一切を免責と致します。
<山川>
前日大会&O-Forum開催決定!
全日本大会の参加申込締め切りが3月18日月曜日となっています。本日より岐阜県恵那市でインカレが開催されており、全日本大会の運営者も多くが運営や参加しています。このインカレ会場では2日間ともで申込書でのエントリーを受け付けております。ネットでも申し込みが可能です。お忘れのなきよう。
さて、全日本大会の前日に開催されるO-Forumの告知と、スプリント大会も要項が公開されました。前日スプリント大会はJapan-O-entrYにて申し込みが開始しております。スプリントといっても皆様ご存知のあの狭い日光運動公園でよくあるパークOをするというわけじゃありません!なんと日本初の大会となるノックアウトスプリントです。運営者もまだ良くわかっていませんが、個人スプリント・スプリントリレーに次ぐ第3のスプリント形式と言われていて、予選決勝方式によって体力的にも精神的にも追い込まれる中、すばやい判断を求める地図選択などと競技者への負荷は高く、演出や観戦にも優れている新しい競技形式です。
といってもわからないと思うので動画でご覧ください。
というわけで、前日大会とO-Forumと全日本大会への申し込みお待ちしております。
<坂野>
実行委員会準備状況
オリエンティアの皆さん、こんにちは。実行委員長の山川です。1/23に記事を出してから時間が経ってしまいましたが、実行委員会の準備活動は着々と進んでいます。参加申込締め切りが3月18日と迫ってきましたので、参加申込を忘れないよう、大会のアピールポイントを広報宣伝していきたいと思います。またJOAから広報されていますように2019年世界選手権、ジュニア世界選手権、第3回アジアジュニアユース選手権の選手選考指定大会でもあります。該当の方はもれなく所定の手続きをお忘れなく踏むようにして下さい。
今回の実行委員会組織について
JOAの会員である各県協会の持ち回り開催から引き受け困難状態が続きプロデューサ制に改められました。過去2回(矢板・中津川)の開催で全日本大会の威厳性については一定の評価を得られたと思いますが、引き受け困難になっている会計問題については依然大きな問題として残りました。2019年度大会からは開催時期を変えて新プロデューサに引き継がれますが、全日本ミドルとの2日間大会にしてその問題をクリアしようとする取組みが成され、県協会と協働するとのことです。
開催時期変更に伴い2018年度大会を飛ばすという案もあったのですが、オリエンテーリングが生涯スポーツであること、そして国際交流的に日本でアジアユース選手権を開催する年に、年度の国内チャンピオンが不在、またそもそも挑戦する年数が限られる20歳クラスの選手権を飛ばしてよいはずがないとの観点から私が間を埋める2018年度大会も開催を志願し理事会に開催を決定いただいています。そして過去2回の全日本では達成できなかったことに取り組んでおります。
その大きなシフトチェンジがお金の問題です。JOAからの指令<全日本オリエンテーリング大会プロデューサ募集について>は独立採算で魅力ある興業的にも成功する大会になるよう使命感をもって取り組んで下さい、とのことでした。そのため赤字で人に迷惑をかけないようにするため、地図とコースと計時運営はプロお願いしましたが、それ以外はできるだけお金をかけないように全部自分が使命感ごと引き受けたような状態でした。しかしそれでも結果は多額の赤字が残りましたし、要項やプログラムのリリースが遅れたことに象徴されるように、どうしても運営のバタバタ感が目立つ大会になったことが反省点でした。インカレと違って単日大会で、威厳性の回復もまだ道半ばの状態で多額の値上げは却って参加者に敬遠されかねないと考えたことから、今回は値上げではなく足らないお金は自分がスポンサードするという策にでて、まずは全ての面において崇高な全日本大会を開催したという実績を残そうと考えました。そしてこの私の考えに賛同していただけるスポンサーを自ら獲得してきました。集めたスタッフには“お金のことは心配するな。本当にすばらしい大会とするためにやらなきゃいけない準備をそれぞれの分野で全力を尽くそう!”と声をかけています。
実行委員会の準備状況
ということで今回は少数精鋭ではありますが、わが国オリエンテーリング界の優れた人材に声をかけ、重要大会を構成する全部門に渡って必要な準備を周到に行っております。特に私が苦手とする工程管理も優秀な競技責任者マターで綿密なイベントプランを作成していただき(これはJOA理事会にも提出)進行しております。このweb作成や実行委員会プレスリリースという広報手段も信頼できるスタッフに委ねたことで、大きな成果を産んでいると考えています。
さて、前置きが長くなりましたが、ここまでの準備状況を説明致します。まず1月19日にヤマカワハウスにてプランナーズミーティングを行い、マッパーからの情報(ご他聞に漏れず本大会エリアでも「日光和泉」「矢板日新」「矢板塩田」同様大規模林業作業中エリアあり)を元にコース取りの概要、競技運営とのコンセプト合わせを行いました。
次に2月17日に同じくヤマカワハウスにて大会当日のコアとなる幹部運営者ミーティングを行いました。前回まではプロデューサが丸かぶりしていた部分です。
ここで仕事の分担、人事、当日の運営者集めなど詰めました。
そしてこの3月3日第1回試走会となりました。霧降地区から所野地区へのアクセスこそが今回の地図コースの一番の売りポイント、オリエンティア未踏の地でのオリエンテーリングになります。実は1月末から2月前半の週末雪続きの天候のため青森から呼んだマッパーTさんが述べ5日間に渡って現地に居ながら調査できずというダメージがありました。3月3日、まだ全域新マップがある状態での試走は厳しいかなと思っていたのですが、矢板在住の新進マッパーM君が最後馬力出して頑張っていただいてコース上はすべて新しい地図がある状態での試走となりました。
試走者の感想、それは“ゾクゾクする”、“楽しい”その感想に尽きます。その様子は旧図<http://www.orienteering.com/~joc2018/images/oldmap-kirifuri.jpg>を見ても十分想像はつくかと思いますが、本当に至高のテレインで崇高なコースが提供できる、おしなべてそんな感想でした。また本番に向けてどのようにさらに地図・コースをよくしていけるか、その問題点も大会1ヶ月以上前に抽出できたことは大きな成果でした。オリエンテーリングの本質を突く、実力をまんま問うナビゲーション課題、そして多彩なルートチョイス、間違いなくわが国オリエンテーリング界ナビゲーション界の最高ステージ、そんな大会となることが目にみえてきて、私もゾクゾクしています。
とは言っても言葉で言っても仕方ないですね。現物をお見せしましょう。
どうですか? 全日本大会に行かなかった人が、行った人から地図を見せてもらって話を聞けば絶対に後悔する、そんな大会を目指したいと思っています。“どうせあとで合宿や練習会で入れるから”、その考えは達成されません。今回新規開拓した範囲は安全上の観点から(携帯通じない箇所多し、車でのアプローチが遠い)パトロールを配置できる公式試合でしか供用できない場所となります。4/14に垂涎のテレインを走っておかないと今度いつ走れるか? 判りません。オリエンテーリングに魅せられた人なら今回絶対走りたい、そんなテレイン・コースであることがご理解していただければ幸いです。
今回の全日本大会は、地図・コース・競技運営・演出、オリエンテーリング大会の魅力を構成する全ての分野において最高のものを目指します。これは当然私一人の力ではやり切れません。というか現場の仕事は全て優秀なスタッフ任せ、実行委員長はそのバックボーンとなる環境(渉外とお金)を確固たるものとすることで準備を着々と進めております。
選手権クラスについて
さて、JOAの広報で本全日本大会の選手権クラスの有資格者名簿<
Eクラス出場資格>も公開されています。明らかに前年までのものとは様相が違います。圧倒的に人員が増えているのです。メンバーを見る限り、そして私にこれまで“私全日本エリート走れますか”という質問など、期待を込めて声をかけていただいた多くの方を見るに、出席率(出場者/資格者)も例年よりもかなり高くなることが感じ取られ、ここ数年にない賑わいの人数になりそうです。(実は昨年までの運営から時間と枠の設計を大きく変更を余儀なくされそうで嬉しい悲鳴となっています)
繰り返しますが事前申込クラスの締め切りは3月18日、インカレの翌日です。どうぞお忘れ無きよう。ここで真の日本の“king of forest”が決定します。私たちも万全の準備で臨み、名実ともに最高ステージの大会を供出するべく残り期間全力を尽くします。
このプレスリリースブログでは、大会を構成する優秀なスタッフにも、これからここで発信をしていっていただこうと考えています。各パートよりより濃い(写真ももっと多く)情報を発信していきたいと考えています。
<実行委員長:山川>